時間が出来た木曜日。
梅雨真っただ中の曇った空は抱えきれない水分を今にも手放しそうで
屋外へは行く気になれず、姉宅より数駅離れてるけど美術館に行くことした。

静岡県立美術館。
ちょうど企画展の端境期だったのでこの広い空間をほとんど独り占め。
ロダン作品たちと戯れるには雨の日でよかった。

ロダン館へ導いてくれるは全長1m以下の小さな彫刻群。
小さいと言えど作家は巨匠揃い。
粋なアプローチにときめきが増してく。


『オヴィリ』 ゴーギャン作


『横たわる女』ジャコメッティ作


読書する僧たちⅢ』バルラッハ作


『ポガニー嬢Ⅱ』ブランクーシ作


『波』カミーユ クローデル作

 

いよいよロダンの館へ。
プロローグはこれまた手乗りサイズの『考える人』

 

自動扉のその先は、、、圧巻のロダン作品!!!


『地獄の門』の上部が遠くにみえるアプローチ。
この『地獄の門』を対称に左右シンメトリーな造りで色調はアイボリーの会場に
ロダンの造り出した黒光りする滑らかな肌は映える。


  

大きさに驚いた『考える人』!!!
このサイズの『考える人』は日本に4体あるのだそう。

 


ロダンの創る人たちは、頼もしいほどに手足は大きい。
この安心感たるや。時空を超えて愛される魅力かな。